クリップオンストロボの選び方-メーカー編-多灯対応改訂版

…2015/11/28に、多灯システムを組みたい人向けにCactus社の情報・技適マークについてなど一部増補改訂しました

「オラ、ストロボが欲しい! でも、どんなストロボにしたらいいかさーっぱりわかんねぇぞ?」という某サイヤ人みたいな人が周囲に増えてきたので、クリップオンストロボ(外付けフラッシュ)の選び方について、メーカーの垣根を超え、初心者向けにこってり濃厚にまとめました。
第二回があるか謎の第一回。メーカーの選び方について。

クリップオンストロボとは、主に一眼レフ、ミラーレス一眼の上(アクセサリーシュー)にのせて使うストロボ、いわゆる外付けのフラッシュのことです。
それ以外の使い方も可能ですが、その説明はここでは省かせて頂きます。

あまり詳しくない方にもなるべくわかりやすく説明していきます。
時間がないサイヤ人の皆様におかれましては、太字下線のところだけ斜め読みして頂ければだいたいわかるようになっています。

……分かりやすく書いた結果、記事が長文になることになったんですけど、必要そうなのだけ読んでくださいね。

ちなみに、Nikonミドル機のSB-700に関しましては買った際にちょっとしたレビュー記事を書いているのでよろしかったらご参照ください。


 

「ストロボのメーカーはどこがいいの?」

いわゆるメーカー編。純正と、サードパーティと、謎の海外メーカーについて触れています


 

●純正メーカー製

NikonやCanon、その他多くのカメラメーカーが純正で出しているストロボ
あなたがお使いのカメラと同じ会社が出しているストロボです

各社のストロボはこんな感じ、だいたい同じくらいの価格帯のものを並べてみました。
   

・メリット:何より機材全般の安心感・信頼性が高いです。
「あなたがお使いのこのカメラ(具体的な機種名)で確実に動作しますよ、何かあったら修理します」という安心感があります。

基本的には(何十年という長期の場合を除き)新しいカメラ本体に買い換えても、ファームウェアアップデートなどをする心配があまりなく、多くの場合はTTLなどの機能を継続的に使うことが出来ます

サポートがしっかりしています
操作がわからない、トラブルが発生した場合も、メーカーのサービスセンター(例:ニコンサービスセンターキヤノンサービスセンター他)などのサポートに持っていったり、サポートの電話サービスがあればそちらに聞けば教えてくれます。
カメラ屋さんの販売員さんも、操作方法を知っている可能性が最も高いです。

「ただ光る」だけでなく、メーカーによってはカメラ本体やストロボ同士(過去製品、最新製品、グレードの違いをある程度含む)の互換性が高いゆえに可能な技術を搭載していることがあります。
ニコンクリエイティブライティングシステムはその最たる例で、例えば私の手持ちの例で言うと、SB-800(生産完了済み、フラッグシップ機)とSB-700(生産中、ミドル機)をD800本体からオフストロボ(カメラにつけていない状態で)同時に制御できたりします。
このD800にあたる部分、ストロボの発光の指示(赤外線)を出す装置として、SU-800がリリースされています。

ニコンの例

キヤノンの場合、最近電波式の純正ワイヤレストランスミッターが発売になりましたので、赤外線式のニコンよりも広い範囲でオフストロボを使うことができます。
下記左が電波式の対応のもの、右が従来の赤外線式です。

キヤノンの例
 

特定機種の生産が終わるときには告知してくれて、後継機種が出たり、後継機種との互換性が保たれたり、後継機種と似たような操作系で開発してくれたりします。
純正メーカー製クリップオンストロボの生産自体が終わる未来は現状のところ見えませんし、当分こんな感じだと思います。必ず、ということではなくて、まあ、たいていそんな感じです。

ちなみに、同じマイクロフォーサーズ規格のOLYMPUSとPanasonicは共通の機器でクリップオンストロボが制御できたり、共通で使えたりもしますので、すでにどちらかのメーカーのストロボをお持ちのマイクロフォーサーズユーザーさんは、ここらも視野に入れられてみるのもありかと。
私は使ったことがありませんが、測光方式が違うため写真の出来は微妙に異なってくるようですので、そのあたりは調整してあげてください。

・デメリット値段がお高めです。
時にはあえて最新の技術を搭載していない、最新のデザイン・インターフェイスで生産していないことがあります

純正メーカーは本業がカメラ屋さんなのでというのもあり、「過去の製品との互換性を失ったり、これまでよりも販売価格をあげてまで新しい機能を搭載するか?」という部分は問題になりますし、生産効率が下がるなどのことに繋がる可能性もあります。

そういえば、互換性に関しましてはSONYはα99以前の機種はシューアダプタの形状が違うので、SONYユーザーさんはお気をつけ下さい。


●サードパーティ製(カメラ取り扱い店などの正規取扱メーカー)

NissinやCactus、シグマ、トキスター(Godoxの国内OEMを行っています)、Metz、サンパック等など、ほかにも多くのストロボ・アクセサリーを作っている国内外のメーカーが出しているストロボ

例えばこんなストロボがあります。できるだけ同じような価格帯で並べています
  

・メリット純正よりお値段は控えめなことが多いです。
具体的なメーカー名と機種名とを挙げて動作確認を行っているところが多いので、純正に次いだ安心感もあります。
純正と同じく、メーカー保証がありますので、修理をしてくれます。

純正に勝るとも劣らないクオリティの製品を作っています。
たいていのサードパーティ製製品は、質感も悪くなく、「安物だなあ」というような作りにはなっていませんし、丈夫です。

新しい技術を取り入れることにも意欲的です。NissinやCactusは、TTL対応も非常に早かったです。

Nissinでは、Nikonではまだ発売されていない電波式ワイヤレス発光において、コマンダーで総合的に制御可能なストロボDi700AとワイヤレストランスミッターAir1を同時発売しました。もちろん技適マーク(違法電波ではない証拠です)もついています。
多灯ストロボをやりたい方にはもってこいですね。
ワイヤレストランスミッターも、オートを基礎にしてそこから補正するようなつかい方を想定されているようで、わりとシンプルな操作系です。
ただし、ストロボを複数使用したい場合、必ず「カメラのメーカーに応じたDi700A」を買わなければ動作しませんのでお気をつけ下さい。
Di700Aの単品販売もあり、どうやら最近Air1の単品販売も始まったとか始まってないとか聞きました。

Nissinではそのほかにマシンガンストロボの異名を持つ、連写・熱に強いというコンセプトのMG8000を販売しています。こちらはNikonとCanonのみですが。
外部バッテリーにも対応しておりバシャバシャと連続撮影が1000枚いける! のです!
熱でストロボが死なないぞ〜強いぞつよいぞ〜、チャージタイムはフルで3秒間隔くらいっぽいです。
また、この機種はファームウェアアップデート用端子を持っているので、ファームウェアアップデートをユーザーが行えます。

Cactusでは、技適マークつきの電波式ワイヤレス発光可能な商品として、Nissinと同じくワイヤレストランスミッターのV6トランスミッター内臓のストロボRF60(サイズもガイドナンバーも結構おっきいです。つよい。NB-700をしのぎます)ともに提供しています。
こちらは、トランスミッターに既存の純正ストロボ・ストロボメーカーのものを含む多くのストロボのプロファイル(このストロボはこのくらいの明るさだよ、というのを設定してあるデータです)を読み込むことが可能であり、他社のストロボにも撮影者の位置から光量変更・発光の電波が飛ばせますので非常に便利です。
Air1に比べ、細かな光量設定が可能ですし、制御できるグループ数も少し多いです。
適法で電波式の多灯ストロボをやりたい場合、実質CactusとNissinしか選択肢がありませんが、既に他社ストロボを持っている場合はCactusを選ぶとそのストロボを有効活用できるということですね。

Amazon以外にも、こちらの商品はヨドバシカメラ、ビックカメラなど実店舗で手に入れることが可能ですが、殆どの場合一眼レフカメラコーナーの一般的なストロボ周辺ではなく、ライティング関連用品(ライトスタンドとか置いているところです)のところに展開されていることが多いようですのでお気をつけ下さい。

ほかのメーカーさんだと、国内販売でOEMだとトキスター、輸入ルートで買うとGodox〜なGodoxがリチウムイオン電池対応のストロボV860を作っています。
動かないものならいいんですけど、動くものを連写すると、チャージタイム(一度ストロボを焚いた後にもう一度光らせるため、電力をチャージするためのラグ、待ち時間)のせいで撮影が追いつかなくなったりするんですよね。
そうすると、モデルさんのテンションが落ちたり、いい瞬間をのがしたりします。この機種はチャージタイムが非常に短く、スタジオのジェネレーターを使っている感覚で撮ることが出来ます。
そして、別売りのリモコントリガーを使えば1/8,000のハイスピードシンクロを行うことができるため、風になびいた髪の毛やスカートを止めたり、水の動きを止めたような撮影も自由自在です。
ちなみに、この機種はフル発光650回とのことです。

また、サードパーティはフットワークが軽い
Nissinは、以前からライティングのセミナーを行っていましたが、昨今は「コスプレライティング」「ドールライティング」などのツイッターアカウントを設け、コスプレイヤーやそのカメラマン、ドールオーナーなどの層に向けたライティングのセミナーを行うなど、意欲的に活動しています。

・デメリット:どうしても純正よりサポートが薄いです。
もはや企業規模の問題なのでしかたがないんですが、サポートセンターの数が少なかったり、メーカーによってはサポートセンターがなかったりします。
例えばNissinは、ダイレクトショップが一箇所しかなく、質問はフォームか電話で、ということになっています。
でも、Nissinの中の人感じいいので気軽に問い合わせたらいいと思うんですけどね。

メーカーによっては扱っているお店が少ないのも残念。
Nissinのストロボは一般的に直販限定が多く、最新機種はAmazonや、Nissinのサイトからの通販で手に入れることしかできません。確かに直販限定機種はダイレクトショップ以外の専門店では見たことがない。
ヨドバシカメラ、ビックカメラなどの店舗では、比較的人気のある機種しか置いていないので予めお調べの上、という感じです。
Cactusのストロボでも、近所のカメラ屋さんに置いているかというと正直「?」です。大型店舗でごらんになることをオススメします。

ちなみに、サードパーティ製はカメラ屋さんならまだしも、家電量販店の店員さんでは操作を知らない可能性もあるでしょう。
そのためちょっと「ここわからないから聞きたいな」みたいな質問に行くのには戸惑いがありますね。

また、カメラ本体を買い替えた場合に、サードパーティ製であるとTTLなど一部の機能が使えなくなる可能性があります
運が良ければ生産している会社がファームウェアアップデートを行ってくれますが、このために一旦本体を送って、アップデートをお願いしなければなりません。そのため、機材が一旦手元をはなれることになります。
ファームウェアの対応を一切行わないで、新機種へ買い換えして対応してくださいというメーカーももちろんありますし、ファームアップの作業が有料であることもあります
また、ファームアップをしてくれるメーカーさんでも、お持ちのストロボがかなりの旧機種になってしまいますと、ファームアップをやめてしまうこともあります。

私は、カメラをNikonのD50からD300に変えた時にファームアップをNissinさんにお願いしましたが、D300からD800に変えた時にアップデートをお願いするのが面倒でマニュアルストロボとして使っていました。

ちなみに例外として、Nissinの一部の機種はファームウェアアップデート用の端子をもっていたり、Metz社の機種は、新機種対応のファームアップをUSB経由で行うことが出来るなどの場合もあります。

純正であれば、よほど大きなライティングシステムの刷新がなければ、旧機種の切り捨てはファームウェアの更新なしになるべく行ける方向で開発をする場合が多いです。

対応メーカーが少ない機種がある
例えばある機種をだすにしても、まずはどうしても一番にCanonないしNikon版の対応がなされます。レンズのサードパーティと同じです。
次いでSONY、OLYMPUSあたり。次にPanasonic……うまくいったら富士フイルム、もしかしたらPENTAXが出るかな、という感じになることが多いです。
パイの大きさの違いがあるためしかたがないのですが、対応機種が少ないメーカーのカメラをお使いの方には、非常に辛い問題です。

例えばNissinで言うと、Di866 MARKIIはCanonとNikonのみの対応です。

同じNissinでも、コンパクトさで人気のi40はCanon、Nikon、フォーサーズ(OLYMPUS、LUMIX)、SONY、富士フイルムに対応しています。
 

例えば、i40からNissinのストロボを知った、フォーサーズユーザーが、ストロボ周辺をすべてNissinで揃えたいなどと思った時に無理が出る可能性がある、ということです。

 


●廉価なサードパーティ製(カメラ取り扱い店などで取り扱いのないメーカー)

突然出てきて潰れたり、どこ産だかわかんなかったり、そんな謎のオーラをまとっている自己責任系ストロボ
メーカーで言うとYONGNUOや、上海問屋(秋葉原とかにある謎のアイデア品やバルク品などを扱う電子機器関連のお店)などで扱っているメーカー名さえ記載されていないようなものまで
メーカー名が完全に書いておらず謎のものについては詳しくわからないため、ここでは主にYONGNUOについて書いています

↑とりあえず一個だけ貼っておきますが、その他はAmazonで探してみてください。自己責任なので……。

・メリットとにかく安い。純正メーカーの4〜6分の1くらいで手に入ったりします。

ばんばん新製品をだす
売れたと見るや同じような製品を出しまくる。何が変わってるのか謎なほど新機種を頻発するので、前の機種が安く買える

新しい技術もガッシガシ取り入れる
YONGNUOは純正では赤外線方式にしか対応していないNikon機において、電波式ワイヤレスや、そのコマンダーからの調光システムなども可能にしてしまった。
しかも、受信アダプタをつけると、Nikon純正スピードライトを含む汎用ホットシュー対応の他社のストロボまで電波式ワイヤレスにできるトランスミッターを複数リリースしている。

割りと賢い
「メーカーは言ってないけどこれ、これと組み合わせて繋げたらこうできるじゃん!?」みたいな発見がユーザーという名の人柱によってドンドン発掘され、口コミで広がる。

作りが汎用的。なので考え方によっては対応サードパーティ製が少ないメーカーのカメラを使っていても使うことが出来る良さがあります。
YONGNUOのYN560IIIを例に取ると、Canon、Nikon、PENTAX、OLYMPUS対応と記載されているものの、フワフワし過ぎていて不安になる。汎用ホットシュー採用の汎用ストロボですということなんでしょう、恐らくたぶん。
しかも公式サイトにはYN560IIまでしか記載されていない。不安になる。

YONGNUOは写真を撮る人の間では割りと認知されてきていて、サイトもきちんとあるし2015年のCP+にも出たし、プロ機材ドットコムなどの有名国内サイトでも扱っているのですけど……。
CP+ではコピー用紙を手で切ったやつに赤油性ペンで「販売中」みたいなのを書いてセロハンテープで貼っていて、実機を適当に台においている以外の装飾を一切していなくて、見ているこっちが心配になりました。はじめての文化祭なの…?

・デメリットだいたいが適当。なので基礎知識が既にあったり、なくても調べたりして工夫することができない人は手を出すと失敗してしまうかも。

あからさまにいろいろヤバイ。何がヤバイかって言うと……他社のデザインマルパク。主に背面とロゴ、Canonのストロボの形そのまんまの機種とかあります。プロダクトデザインとはいえありなのかよ……?

技適マークをとってなくて電波法にアレ。ここのストロボは電波式ワイヤレスを使っているんですが、なんかこう「技適マークとってないので国内で使うには電波法的にアレですなあ」と、とNissinの営業さん談。
日本国内で試験を受けて技適マークをとるのにはお金と時間がかかるので、機材の値段が上がってしまうんですよね。
当サイトは技適マークをとっていない製品の国内使用を勧めるものではありません。万一実際お使いになる方がいらっしゃる場合、自己責任でお選びください。
なお、ハコスタジオ系など、技適マークをとっていない機材を使わないで、とハッキリ銘打ったレンタルスタジオなども出てきていますので、各種撮影会などで頻繁にレンタルスタジオをお使いになる方は事前に調べておきましょう。
それに対し、NissinやCactusは電波法を守った電波式ワイヤレスの方式(NAS)を使っていますので安心して撮影会などに持っていくことが可能です。

質感が安っぽい・デザインがひどいものも、あることにはある。箱のデザインはアレだし、CP+で配っていたのもあからさまに社員さんの手作りパンフレットだった。
でもこのへんはお国柄もありますし強調しないでおきます。

テケトーな対応機種
だいたいこのへんに対応していますって列挙されてたりするんですけど、機種名が抜けてたり誤字ってたり最新機種がなかったりするので、使えたらラッキー使えなかったら他のカメラで使おうみたいな懐の深さが必要。

フルマニュアルの機種はだいたい大丈夫だと思いますが、問題はTTL対応機種ですね……
ファームアップは……できるのかな? よくわからん。

保証が実質、ないに近い
中国語の保証書とかがついてくるけど、読めないしどこに保証書を出せばいいのかよくわからないし実質無いものと考えておいたほうがいいかも。壊れたら買い換えよう、くらいの。日本製品の保証書と同じく、たぶん中国国内の保証なんでしょう。
上海問屋あたりで買うと、保証書がないストロボもあるらしい

結構な頻度で初期不良がある
フル発光しか出来ない個体を数個連続で買い当てたレビューとか、第一光らないものが届いた、すぐ壊れた、数回に一回発光しないなどという話も見ました。
Amazonで買ったものだと交換してもらえたりするらしいですが、それでもダメで捨てたみたいな人も見ました。大丈夫か。

カメラ屋や写真仲間に持っているストロボの話をしたとき、微妙な顔されるか過度に食いつかれるかもしれない。
何使ってるの〜って話題になった時とかに。

日本語の説明書がない場合がある。YONGNUOだと英語と中国語の説明書しかついてない。念のためどこだかは伏せときます(ググったら出るよ)が、日本語の説明書を自力で翻訳してオマケにつけて販売している有名通販サイトは、あります。
サポートセンター? 中国にはあるかもね、くらいの……。
なお、上海問屋では説明書がないストロボを販売しているのを見たことがあります。
こう考えると上海問屋「マジぱねぇ」ですね。

 


●まとめましょう

・純正:安心確実、だけど高い。使い方調べ放題聞き放題、迷ったら純正

・サードパーティ:少し安い。カメラを買い換えるのが頻繁な人や初心者には向かない。技術的に意欲的、挑戦的な試みをする。必要な機能がハッキリわかっている人に向いている

・謎メーカーというかYONGNUO:安くていろいろと自由。初期不良とかあったりしても許せる広い心が必要。基礎知識がない人、頻繁にレンタルスタジオに行く人には向かないかも

んで結局どこのが一番いいの!? お前の話は長いしよくわからん!!
という方のために、価格.comの売れ筋グラフも貼っておきましょうか。

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次の記事も書きました。2つで一応ストロボの選び方完結です。
「クリップオンストロボの選び方-種類(グレード)編」
「エントリーモデル、ミドルモデル、フラッグシップモデル、あなたに合ったストロボは?」みたいな感じの記事。よろしかったらセットでどうぞ。

※加筆:中古ストロボについて
個人的には中古はあんまりオススメしません。
なぜなら、カメラのシャッター回数のように発光回数を確認できないため、見た目は綺麗でも発光体及び内部パーツが酷使されていて、すぐに寿命がきてしまう可能性があるからです。

いつ光らなくなるかわからない、だけではなくて、使い続けることにより、光が一定でなくなったり(発光にむらが出る)、カバー的な部品が黄変を起こすことなどで色温度が変化していたりする可能性もあります
カメラやレンズは中古でもいいじゃん派ですが、あくまで個人的には、中古ストロボはあんまりオススメじゃないです。
おしまい。